バランスの良い食事の後のデザートは、血糖値を上げてしまうの?
少しお洒落なお店にランチに行くと、かなりの確率でデザートが付いてきます。
普段は食後甘いものを取らない私ですが、ものすごーくお腹が空いていた時や、
誰かと食事としていて、デザートを勧めていただいた時など、いただくことがあります。
血糖値測定中の8日間、そんな「食後にデザートを食べた」時が3回ほどありました。
「軒並み」急上昇です。
今日は、そんな血糖値を見ていきたいと思います。
・まず1枚目
この日は昼食時間が午後2時になってしまい、バランスの良い食事を心がけましたが、食べるスピードが早く、物足りなくて、お餅を一つ食後に食べました。
血糖値測定開始から数日経っており、「これなら急上昇はしないな」という食事内容でした。
しかし、結果は爆あがり。
・続いて2枚目↓
夕食は8時過ぎにカレーで、食事の時間が遅れていました。
この日も食後にブルーベリーを取りましたが、血糖値は急上昇。
・そして3枚目↓
この日は仕事先で、お弁当後にスポンジ系のお菓子をいただきました。
お弁当自体炭水化物が多かったのですが、さらにしっかり甘いおやつをいただいたことで血糖値は急上昇しています。
・そして4枚目。こちらはゆ〜っくりお食事をいただいた後にかなり甘いものをいただきました。↓
こちらは、お食事会の夜で、3時間くらいとてもバランスの良いお食事をいただいた後デザートをたくさん食べましたが、血糖値の急上昇はありません。
以上、8日間のうち食後にデザートを食べたのはこの4回だけでした。
3時間かけてタンパク質と野菜中心(炭水化物はほぼなし)の食後1時間ほどしてデザートを取った時のみ、血糖値は適度に上がりました。
それ以外の食後のデザートを取ったときは全て適正値に設定した140mg/dlを余裕でクリアの急上昇をしています。
以上を考えると、ものすごーく少ないデータですが、食後のデザート、よくないんだろうなぁ。と推測できるのです。
ただ、、、個人の実験て難しいですね。色々な要素が多すぎて、また、食事の記録も正確には残していないので、ほぼ推測や感覚に頼ってしまうという。
でも!それでもいいのだ!とりあえずっ!
あと、もう一つ言えることは、
お腹が空きすぎると、想定以上の量を勢いで食べてしまうので、私は食事時間を守ったほうがいい!
です!
う〜ん。かなり弱ーい回だったなぁ。
さーて、来週の花子さんは?
友人が勧めてくれたオーソモレキュラーの本とは?
です!
〜運動は血糖値の上昇をどれほど抑える??干し芋とレーズンバターサンドを使って実験してみた!〜
運動と血糖値の関係、血糖値を気にし始めると気になりますよね。
今回は、血糖値を測り始めてから1週間・これまでのデータから血糖値と運動の関係を見てみます!
1.運動前と運動後に食べた「干し芋」の血糖値の動き
朝のランニング前とランニング後に、これくらいの干し芋を食べました。
その血糖値がこちら↓
①干し芋+4.5km(40分)の血糖値
②干し芋+9kmの血糖値
“①干し芋+4.5km" が、血糖値の上がり幅が狭く、緩やかな上昇&下降でした。
以上のことから、運動が血糖値の動きを緩やかにすることがわかりました。
2. 運動時間で血糖値の動きに変化はあるのか?(レーズンバターサンド)
今回実験に使ったレーズンバターサンドはこちら↓
↑愛しの妹手作りのお品。
こちらのレーズンバターサンド、ずっしり重く48g。一つ食べればエネルギーが満ち溢れます!
このレーズンバターサンドを食べた後、①4.5km 、②9kmをほぼ同じ速さで走り比べました。
↑①レーズンバターサンド+4.5km(40分)
↑レーズンバターサンド+9km(1時間半)
う〜ん、、、血糖値の上がり幅&上昇下降の急さにほぼ違いは見られないような。。。
運動量が多ければ、特に血糖値の下がり幅に違いがあるかな。と思いましたが、ほぼ変わらず。
ただ血糖値は運動時間中緩やかに下がり続けているので、
「運動は特に、血糖値降下に効果があるんじゃないか??」
と思い始めています。
7時間半の登山では、2時間ごとにナッツをとってもずっと血糖値70以下でしたので↓
※あくまで私1人のデータですし、体質の違いなどもありますので、皆さんに当てはまるとは限りません。興味のある方は血糖値測定器(リブレ使用)などをお使いになることをお勧めします。
3. ー7日間使用して感じる血糖値測定器(リブレ)のメリットー
さて、血糖値測定器・リブレで血糖値を測り始め1週間が経ちました。
感じるメリットは色々ありますが、1番は、
「血糖値の動きを掴むことができる」!
食べたものと血糖値の動きをすぐに確認できるので、
「これを食べたらこれくらい血糖値が変化するだろうな」
という感覚を掴むようになります。
また、血糖値上昇の時の感覚や、低血糖の感覚などもわかってくるので、眠気やだるさなどの症状があっても「血糖値急上昇しているからだ」などと予測でき、余計な不安がなくなります。
(私、疲れやすいのかな??など色々探ることがなくなった)
また、血糖値の動きを体感を持って掴むことができると、自然と不快症状が出るような食べ方は避けるようになり、より安定した状態で1日を過ごせるようになりました。
もちろん、血糖値が全てではないので、一概には言えませんが、特に眠気とは強く結びついているように感じています。
※ー個人差には注意!!!ー
このように、とても興味深い血糖値です。
しかし、気をつけなければいけないのは、「個人差が結構ある」ことだと思います。
友人が私の前に2週間リブレで測定し、ほぼ毎日食べたものと血糖値の動きを聞いていました。
そのイメージで食事を調整したのですが、血糖値が予想と違う動きをすることも。
例えば、私は寝る前に糖分を抜きすぎると睡眠時低血糖になりがちでしたが、彼女にはそのような症状は見られませんでした。私には睡眠前にある程度の糖質は必要だったのです。
このように、実際に測定してみると個人差はかなりある気がします。
ですので、一般的は血糖値の話は基本として、さらに興味のある人はご自身で測ってみるメリットはかなりあると考えています。
以上、運動と血糖値の関係のお話でした!
さ〜て、次回の花子さんは??
バランスの良い食事の後のデザートは、血糖値を上げてしまうの?
です!
今回も、ありがとうございました。
〜低血糖よりもキツい!!血糖値上昇時の症状とは?〜
ー低血糖よりも、血糖値急上昇中の方がキツい気がするー
「低血糖時にだるさや動悸・眠気を感じる」とはネットを調べるとよく出てきます。
しかし、私の場合「ムッチャクチャ眠い・だるい」と急激に感じる時血糖値を測っても血糖値は低くないことも多く。
むしろ、低血糖に慣れているのか、血糖値低めでも割と平気なことが多いです。
ここ数日1番キツかった時の血糖値はこれ↓
写真内、赤丸②の急上昇時。
この時は動機はするわ、眠いわ、だるいわでとても起きていられず、ソファーで横になりスコンっ!と40分くらい寝ちゃいました。
「食後低血糖できついんだ。。。」と思いながら眠りに落ちたのですが、後から見てみるとどちらかというと急上昇中でした。低血糖では全然ありません。
ここ数日なんとなく感じていたことですが、私の場合、
「血糖値上昇中の方が、不快症状が強い」
ように思います。
強烈な眠気とダルさ&時々動悸
といった感じ。
医師の友人に報告したところ、
「リブレの数値は実際の15分遅れで出ることが多いから、血糖値降下している時かも知れないね」
とのこと。
なので次回不快症状を感じた時は、より正確に時刻と数値をチェックしておこうと思います。
ただ、少なくとも、低血糖時の不快症状ではなく、「血糖値急上昇&急降下」あたりの不快症状が強いのは間違いなさそう。
色々な食べ物と血糖値の相関関係を実験したいのですが、強い不快症状が怖くて、やりたくないです。。。なので、やらないかも!(それぐらい、何もできなくなっちゃう!)
実際、血糖値測定器(リブレ)を使って食事と血糖値の動きを見ていると、
「一般常識と症状は必ずしも一致するものではないんだな」
と実感する日々。
ある程度糖質とらないと、低血糖になっちゃうし。
ある程度の知識はもちろん大切ですが、
自分の血糖値の動きを知るのは、ものすごく大切なんじゃないかと思う今日この頃です。
さ〜て、来週の花子さんは、
〜運動は血糖値の上昇をどれほど抑える??干し芋とレーズンバターサンドを使って実験してみた!〜
〜最高のおやつとは? 4日間血糖値を測定して分かったこと〜
理想のおやつって、気になりますよね?
血糖値を気をつけているときでも、食べやすいおやつってなんだろう?
今回はそれをテーマにお送りしたいと思います。
(あくまで栄養のど素人が個人でデータを取った感想です。興味のある方は、ぜひ血糖値を測ってみることをお勧めします)
ーいろいろあるよ!血糖値を気にしながら楽しめるおやつ♪ー
炭水化物や糖分(同じか!)を気にしながら、それでもおやつは食べたい!
そんな時、どんなおやつなら楽しめるのかな?
そう思って、いくつか試してみました。
・オススメおやつNo.1 “ナッツ“!
↑今もこれくらい食べました!
↑コストコで買ってきた大容量ナッツ。
上の赤丸が、ナッツを食べた後の血糖値の変化です。
他のおやつとの大きな違いは変化がとても緩やかなこと。特に血糖値の降下が緩やかになっています。
またナッツは食事前に取ることで空腹感が落ち着き、空腹後のドカ食い防止にも役立っています。
友人いわく
「少量のケーキとナッツを一緒に取ると、ケーキだけの場合に比べて、血糖値の変化が緩やかだった」とのこと。
食べたいおやつと組み合わせたり、食事前に少量食べたり、間食に利用したりと、いろいろ活用方法がありそうですね!
(ただし同じものを毎日取り続けたり、量を過剰に摂取するのはアレルギーやその他の危険性もあると思うので、ナッツでも適度にいただくのが良いと思われます)
・オススメおやつNo. 2 (コンビニ等で売っている)プロテインバー!
ナッツと同じように血糖値の上昇&下降が緩やかで、血糖値自体もそんなに上がらない結果に。
味はカロリーメイトに似ていて「美味しいオヤツ!」とは言えませんでしたが、十分楽しめました♪
健康機能食品のエリアに、いろいろな種類がありました。自分好みの味を探してみてはいかがでしょうか。
次は「オススメのおやつ」ではないのですが、
3.オススメのおやつの食べ方 食べた後に、体を動かす!!!
登山中血糖値。 変化がものすごく緩やか↓
登山を始めてから血糖値が下がり始め低血糖に!
ナッツ12粒くらいを2回食べましたが、血糖値微動だにせず。
昼食(カップラーメン・豚肉の炒め物・ゆで卵・ナッツ)を食べてようやく上がり始めますが、下山を始めるとまた下がり続け低血糖に!
「運動は血糖値の上昇を相当抑えるんじゃないか??」と思い至ったのです。
(この時は1300mを7時間半かけて登山。子供たちと一緒だったのでゆっくりペース)
このことから「甘いものの後に運動すると血糖値上昇を抑えられるんじゃないか」と思い、朝のランニング前に甘いものを取ることが習慣になりました!
ちなみに、今朝はランニング前にレーズンバターサンドを食べました↓
左側の赤丸がレーズンバターサンドを食べた時の血糖値の変化です。小さく上がって小さく下がっていますね。
(それに比べて、②の上昇の仕方!これは、昼食後物足りなくてお餅を一切れ食べた時のもの。150を余裕で振り切る急上昇と急降下!!身体的には、この急上昇中、、ものすごくダルく、眠たくなりました。)
血糖値に気をつけていても、甘いものは食べたもの。
そんな時には、ぜひ、おやつ後に運動を取り入れてみると血糖値の大きな動きを抑えられる可能性があります。
以上、血糖値の動きからみた、オススメのおやつ&食べ方をご紹介しました♪
※あくまで個人の感想なので、興味のある方はご自身の血糖値測定器・リブレなどで測りながらいろいろ食べてみるの、オススメです♪なかなか楽しいですよ。
さ〜て!次回の花子さんは?
〜低血糖よりもキツい!!血糖値上昇時の症状とは?〜
〜悪夢は低血糖のせい??!!夜明けのリブレで分かったこと〜
ー血糖値測定器リブレで分かった、意外な体質ー
血糖値測定器「リブレ」を使い始め、いろいろ面白い発見の中でも
・低血糖になりやすい体質。
・深夜の低血糖時に悪夢を見がち。
この2点は大発見!
以下は、リブレで血糖値を測り始めた最初の3日間の画像です。
3日間連続で睡眠中に低血糖が起こっています。
翌日の夕食時、「睡眠時低血糖を防ごう!」と
・炭水化物少なめ&野菜とお肉中心(量をしっかり)
にしました。
するとなんと!
低血糖最長時間を記録😱
慌てて朝5時過ぎにチョコレートケーキとナッツを食べてランニングへ
→その後また低血糖
という結果に💦
なんじゃこれ。。。と医師の友人に相談したところ、
「花子さんの場合は、夕食時にある程度炭水化物をとったほうがいいのかもしれないね」
とのこと。
そこで4日目の夕食時には、
・お茶碗半分のご飯
・豚肉のロースト
・かぼちゃとポテトのロースト山ほど!(お腹が膨れるほど!)
・オニオンサラダ
・ナッツ
と、炭水化物量を多く取り、タンパク質と野菜も取りました。
すると、この結果!
睡眠時低血糖を脱出!!!
イェーイ!!!
結果、
「夕食、炭水化物を抜いてしまうのは、私の場合よくない」
と学習しました。
ー睡眠時低血糖は悪夢の原因!!??ー
睡眠時低血糖を抜け出したかった理由の一つに
「睡眠低血糖時と悪夢が関係しているらしい」
と気がついたからです。
割と怖い夢を見る方なのですが、リブレを使用し始めて、夜中悪夢で目が覚め、血糖値を測るとほぼ低血糖!
(まだ、2・3回しかチェックしてませんが)
調べると、睡眠時低血糖&悪夢は関係があるらしく、
「長年苦しんできた悪夢体質は、低血糖のせいだったの???!!!」
と、妙に納得してしまうというか。。。
食事の改善で、悪夢が見られなくなるなら、もう、そりゃ嬉しいよっ!!!
(悪夢の精神的ダメージはなかなかなものなのです・・・)
ちなみに低血糖のなかった昨夜の夢は、
「川で溺れている子を助けようと服を脱ごうとしている。必ず助けてやる!」
という夢でした♪
そんなこんなで、自分の
・低血糖体質
・悪夢は睡眠時低血糖のせいかも??
という2大発見があっただけでも、嬉しいのでした。
さ〜て!次回の花子さんは?
〜最高のおやつとは? 4日間血糖値を測定して分かったこと〜
をお届けしたいと思います。
ありがとうございました!
〜血糖値測定器 リブレ〜登場!!
医師の友人からオーソモレキュラーの話を聞き、血糖値に興味を持った私。
血糖値測定器、リブレで測定を開始することに決めました。
彼女が測定器を(写真右の黒いやつ)を持っていたので、センサーを注文してもらい、装着することに。
このリブレセンサーには短い針がついていて、グルコース濃度を測り(よくわからん)血糖値の測定をするとのこと。
針がついているとは言え、痛みはほとんどありません。予防接種よりも全然痛くないよ。っていうか、針がついてるって聞かないと分からないくらい。
(ただ、装着後息子が「なんだこれ」って引っ張った時は少し痛かった!)
このセンサーにリブレ本体を近づけると、、、
その時点での血糖値と過去数時間の血糖値の動きを表示してくれます。
この写真だと、睡眠時の赤いラインが設定値の70mg〜140mgより低く、低血糖で、その後早朝ランニング前に食べたチョコレートケーキ後に一度上がり、更に朝食後、間食後に上下を繰り返しています。
こんな感じで、手軽に簡単に血糖値を測定できるので、ものすごく面白い!
夕方あたりダルくなる傾向があるので、測ってみると低血糖になりかけている。とか。
海鮮丼を食べたら急上昇&急降下!
オニオンスライス+昼食=血糖値の動きが緩や
などなど、その場その場で確認できるのは、ものすごいメリットですし、食事と血糖値の関係を体感で掴めて行くので、とても良いツールです。
自分の血糖値が気になる方は、使ってみてはいかがでしょうか。
次回
悪夢は低血糖のせい??!!
※あまり時間が取れなくて、少しずつの更新でごめんなさい!できるだけ毎日投稿するようにします。
〜きっかけは、頭痛と無農薬野菜??彼女がオーソモレキュラーを知ったきっかけきっかけ〜
医師の友人と朝走り始めてから早一年。
いつの間にか、自分が読んだ本や学んだことなどをシェアしながら走るのが習慣になっていました。
医師の友人は私が聞く健康に関することになんでも答えてくれるので、話していて本当に楽しい!お医者さんて、本当にすごいんだなぁ、と実感していた頃。
オーソモレキュラーという言葉が私たちの会話によく出てくるようになりました。
彼女は頭痛持ちで、色々工夫をして良くなってきていたのですが、「新たな頭痛の原因が分かったかも知れない」という話が最初だったと思います。
そして、ランニング後コンビニでコーヒーを飲むのも日課なのですが、そこで私の知り合いの無農薬野菜の農家さんと偶然会い、彼女を紹介しました。
そして、彼女がさらに栄養に関する本を読むようになり、そしてオーソモレキュラーを知るようになったのです。
私の母親が糖尿病の1型だったこともあり、彼女の話がとっても興味深く、オーソモレキュラーの話を聞くのが楽しみになっていました。
しかし、医学会では賛否両論あるとのことで、彼女もどのように接していいか探しあぐねているようす。
「自分の血糖値、測ってみたいな」
私がそんなことを言ったのは、そんなある日のことでした。
つづく
※あまり時間が取れなくて、少しずつの更新でごめんなさい!できるだけ毎日投稿するようにします。